お爺さんと警察

今日駅に向かって歩いていたら、お爺さんが屈んで落ちてる雑巾を拾うような仕草をしていて、なんとなく見たら道に血痕らしきものが見えたので一緒にいた人と、どうしたのかな大丈夫かなという話になって、一緒にいた人がお爺さんのところに言って大丈夫ですかどうしたんですかと声をかけたら、どうやら転倒してガードレールの間に手を挟んで切ってしまったらしく血がタラタラと流れていてこりゃ大変なので医者に行きましょうと言ったのだけど、お爺さんは大丈夫風呂屋に行けば大丈夫というのでうぅんでもこれはマズイよねとなって、一緒にいた人が近くに警察署があるから一っ走り行ってくると言って走っていってくれました。私はお爺さんに傘をさしながら信号を待ってるとお爺さんがフラフラッと転倒してしまったので大丈夫ですか!というと反対側から歩いてきたサラリーマンさんや学生さんも心配して駆け寄ってくれて、さらにお爺さんの血をみてびっくりして一緒に警察署に行くことになりました。結局警察署の人が救急車を呼んでくれて救急隊員の人たちが来てくれたのですが、お爺さんは2時に大事な約束があって行かなくちゃならんので今日は医者には行かない明日地元の医者に行くと言って救急隊員の人たちを困らせていたので、ちょっと心配ながらも警察署を後にしました。見ず知らずのサラリーマンさんや学生さんたちが駆け寄って一緒に心配してくれたのがすごい嬉しかったです。都会も捨てたもんじゃないです。というか一緒にいた人がちゃんとお爺さんに話しかけたり、警察に行ったりとしてくれたのが大きかったです。私ひとりだったらオロオロして何も出来なかったし、実際何もしてないわけなのですごい見習いたいですと思ったのです。